グラン・トリノと人情

 

この画像は、2008年公開の映画「グラン・トリノ」のワンシーン。

クリント・イーストウッドの監督・主演映画です。

 

先日、TSUTAYAで借りて深夜に見ていました。

 

 

 

なんのためか?

 

 

 

12月8日に映画を使った特別授業(名称募集中)を行うからです。

 

 

 

実は、Moveの小林先生は大の映画通。

 

そんな彼の特技を生かし、映画を通して普段学べないことを学ぼうという企画はかなり前から持ち上がっていました。

 

 

 

で、今回、12月8日(土)にできることになったので、今候補作品をチェックしています。

(ですから、まだ「グラン・トリノ」で授業をすると決まったわけではありません)

 

 

 

 

では、例えば「グラン・トリノ」で何を学ぶのか?

 

 

 

まずはアマゾンから引用したあらすじ。

(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

 

 


妻に先立たれ、一人暮らしの頑固な老人ウォルト。

人に心を許さず、無礼な若者たちを罵り、自宅の芝生に一歩でも侵入されれば、ライフルを突きつける。

そんな彼に、息子たちも寄り付こうとしない。学校にも行かず、仕事もなく、自分の進むべき道が分からない少年タオ。彼には手本となる父親がいない。

二人は隣同士だが、挨拶を交わすことすらなかった。

ある日、ウォルトが何より大切にしているヴィンテージ・カー<グラン・トリノ>を、タオが盗もうとするまでは ――。

ウォルトがタオの謝罪を受け入れたときから、二人の不思議な関係が始まる。

ウォルトから与えられる労働で、男としての自信を得るタオ。

タオを一人前にする目標に喜びを見出すウォルト。

しかし、タオは愚かな争いから、家族と共に命の危険にさらされる。

彼の未来を守るため、最後にウォルトがつけた決着とは――?


 

 

 

そんなあらすじですが、学習教材として塾が焦点を当てるならその背景が注目ですね。

  

① 作品が描く時代は1990年前後のアメリカ。当時のアメリカが置かれていた国際経済的な地位。

② 登場人物たちが経験したという朝鮮戦争とベトナム戦争の経緯。

③ 作品の舞台となったデトロイトという街の特性。

④ 「グラントリノ」という車を製造したフォードが経済史に残す功績。そして、日本の自動車工業との貿易摩擦。

⑤ 多民族国家としてのアメリカの抱える悩み。民族間の対立・融合。対比としての日本。

 

そして、

 

⑥ 作品のテーマである「生と死」について。

 

 

 

上に挙げた項目は、私が思いつくとりあえずの観点。

 

けれど、映画1つから簡単に6つの学習観点を引き出すことができます。

 

これらを知った上で映画を見るのと、そうでないのとではやはり違うでしょう。

 

また、知識として知っているのと映画作品を通じて学ぶのとでは定着や理解にも大きな差ができます。

 

 

 

 

映画を通じた学習。

 

 

 

今後は座学だけではない教養としての知力というものにも目を向けていきたいですね。 

 

 

 

 

 

人情重視の塾?

 

 

そんな映画で授業をやっていたり、生徒の学習環境のために机を大きくしていますというブログ書いたり、知のスレッジハンマー講演会IN広島を開いたり、今度の12月16日に保護者の方向けに沼本先生講演会をグリーンアリーナのB1F会議室で開いたり(詳細・申込はページ下部)しているからでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

先日、こんなことを言われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「宮脇さんの塾は、人情重視の塾なんでしょうね」

 

 

 

 

 

 

 

私:???????(・・?)

 

 

 

 

 

 

 

さて、どうでしょうか?

 

 

 

 

自分であまり人情重視なんて思っていません。

 

むしろ本当にやりたいのはその対極にあったりして。

 

 

 

 

 

 

あまりこのブログに書かないので、きっと思い違いをしている人もいると思うのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの塾、めっちゃ勉強させますよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば、定期テスト2週間前は中学生全員毎日の通塾が義務付けられます。

もちろん土日も含めて。

直前の土日は9時間特訓×2日間。

 

 

テスト対策期間中の総学習時間は、およそ65時間前後。

(家でさらにやっている生徒はもっと行くでしょう)

 

 

もちろん授業中の私語は一切禁止です。

 

 

あ、ちなみに中3生は2週間の冬休み期間中に110時間の勉強時間を確保していますからね。

 

 

 

 

 

 

 

ただね、

 

 

 

 

 

それだけの勉強量を彼らに求めると同時に、

 

どうやったら彼らの心理的負担・体力的負担を軽くすることができるのだろう?

 

 

 

 

と、そんなことは考えます。

 

 

 

 

 

だから、机も大きくするし、授業中は私語厳禁を徹底させるし、知のスレッジハンマー講演会IN広島を開いて勉強する意義を子どもたちに学ぶ機会を作るし、沼本先生のような教育者を講演に呼んで保護者の方にこれからの教育を一緒に考えて欲しいし(詳細・申込はページ下部)。

 

 

 

 

 

そんなあれやこれやをやっておいて、

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃ勉強する塾です。

 

 

 

 

 

 

どうぞ勘違いのなきようお願いします。

 

 

 

 

 


12月16日(日)の沼本愼二氏講演会の詳細・申し込みはこちら。

12月2日(日)の合同説明会「冬の塾選び」についてはこちら。

 


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