藤原和博講演会
行ってきました! 藤原和博先生講演会!
一流の講演者の講演会というのは本当に勉強になります。
内容もそうなのですが、講演の構成や立ち居振る舞い、全てが勉強になりました。
藤原先生は自身の講演のことを「ライブ」と呼ぶそうですが、なるほど、納得です。
なかなかこんな面白く、ためになる講演会には出会えません。
塾の授業が全てこうあるべきとは思いませんが、参考にすべきところはしっかり参考にしたいと思います。
その他にも明日から早速取り入れたい手法も仕入れてきましたよ。
講演会に行ったり他県へ勉強しに行った以上、一つは具体的なものを取り入れることをしています。
明日からでも早速生徒に伝えていきますからね。
楽しみにしていてくださいね。
内容をシェアします
メモ書き程度ですが、ここに内容をシェアしようと思います。
ただ下のメモ書きに全ての内容を載せているわけではありません。
詳しくは『10年後、君に仕事はあるのか?』をご参照ください。
・これまでは「情報処理力」が97%、「情報編集力」が3%の教育だった。
・それを情報処理力:情報編集力=7:3くらいに持っていくのが理想。
・情報処理力が重要でなくなるわけではない。情報編集力を高めるためにももちろん必要。ただその比重を変えようということ。
・情報処理力は「正解」を導き出す力だが、情報編集力とは「納得解」を紡ぎだし、無限に修正を加える力。あるいは、知識を運用する力とも言える。
・アクティブラーニングとは「寝ない授業」のこと。(生徒参加型)
・正解主義教育に親世代は染まっている。
・これまでは「先生の言うことを信じろ」と教えてこられた。現在は、半分はネットの中で過ごす。ネットの世界を全て「信じろ」という方が危険。
・むしろ「上手に疑え!」→その中で「本当に信じる人」と繋がろう。
・これから10年間で起きる大きさ変化とは「世界中の50億人の脳がネットやAIを通じ繋がる」(現在は10億人がスマホでつながっている)
→あらゆる可能性が広がる
→全ての仕事が変化する。変化しない仕事はない。
・日本のホスピタリティは「早くちゃんとできる子」が作る。(ラテンのノリとは違う)それは大事にしていけばいい。
・50億人の脳が繋がり「キレイなホワイトカラー職」がなくなっていくならば、数値化されてこなかった「基礎的人間力」が見直される。
→就職試験で何度も面接するのはそのため。
・これからなくなっていく職業に子どもを「動機づけ」てはいけない。
(→先生こそきちんと社会を見つめないといけない)
・これからの教師の条件:学びをやめない人。
→ティーチング自体はネットやAIや動画が伝えることになる。
→学ぶ喜びは、生身の人間でないと伝えられない。
・情報編集力は遊びの中で鍛えられる。→10歳までは徹底的に遊べ。
・Twitterの140文字の制限は、絵文字やスタンプを使わないで文章を作る訓練に十分になる。
以上のような内容を、ブレインストーミングやディスカッションを繰り返しながら、学んできました。
ブレストをしたり、ワークショップ的な講演会を開くのはもう定番になりつつあるのでしょうね。
これもアクティブラーニング(寝ない講演会)と言えるのかもしれません。
私も復習のためにもう一度本を読み直そうと思います。
藤原先生のサイン本を購入しました!
さて、講演終了後には、藤原先生と写真を撮れるサイン本購入会もありました。
一流の講演者はこういうところまできっちりデザインされますね。
そして、私も本日のお礼として1冊購入いたしました。
(今日は教材会社主催で無料でしたからね)
実は、この本、私にとって3冊目なのです。笑
他の2冊はすでに私の線が引いてあるので、このサイン本を塾文庫に入れておきます。
大人よりも、むしろ生徒のみんなが読むべき本でもあるので、塾生のみんなはぜひ読んでください。
(Moveの保護者の方も興味があればぜひお買い求めください。これからの時代と教育を考えるのにオススメの一冊です。)
最後に、完全に私事で恐縮ですが、講演会場で、私が塾講師初年度に仕えた某大手塾の常務(当時は教室長)にお会いしました。
もう13年ほど前のことです。
私に社会人としての、あるいは塾講師としてのイロハの「イ」を教えてくれた方です。
その後私はその塾を離れ、今のMoveに至るのですが、気さくに話しかけていただきました。
感謝しかないですね。お元気そうで良かったです。
ただMoveの存在を知らなかったようで、嫌でも耳に届くようにしてやる!とちょっとメラメラと燃えてきました。笑
12月16日(日)の沼本愼二氏講演会の詳細・申し込みはこちら。
12月2日(日)の合同説明会「冬の塾選び」についてはこちら。
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