昨年12月に行った説明会から皆様にお知らせしている「Move図書館化計画」のご報告です。
現在、中学生のフルコース(毎日来るコース)と高校生については、
3時間の学習時間のうち、1時間は任意で読書タイムに当ててもいいという方針です。
詳しくはこちらをご覧ください。
導入して1ヶ月。
塾なのに、教室のあちらこちらで静かに本を読む生徒が続出です。
例えば、年間、250日くらい塾に来る生徒がいて、ほぼ毎日のように本を1時間読み続ける。
テスト期間は難しいでしょうから、1年間で200時間くらいでしょうか。
結果、年間で60〜70冊の本を読む。
それも塾の本棚に並べられることを許された自分を成長させてくれる本ばかり。
それくらい読めば、その子を1段階上に引き上げてくれる良書に数冊は出会うでしょう。
同時に、1日2時間の学習も塾で行う。
そんなことを中学の3年間で行い続けた生徒は、成績上位にいるに決まっているようなものです。
ぶっちゃけ、その状態が作れないから、成績が低迷してきたわけで。
定期テストの過去問演習に比べて即効性はないですが、
長く使える(それこそ一生ものの)学力が身につきます。
大学入試や高校入試の問題傾向の変化を見ていると、
結局「読解力がある子」が圧倒的に有利な出題傾向です。
読解力は、国語の学習(問題演習)でも養えるのですが、
読書を通じて養うこともできます。
どちらかではなく、同時にやればいいのです。
それも、読書習慣が身につかないのであれば、
例えば塾で毎回1時間の読書タイムを設けるなど、
その環境に身を置いてしまいましょう。
学習2時間、読書1時間。
このバランスで読書が習慣化した子が、平均的に最も強いという研究結果もありますからね。
Newtonライト『死とは何か』を読む中1の女の子。
死というテーマを科学の目で読み解くとどうなるのか?
そんな認識があるのもいいですね。
落合陽一氏の『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書』を読む中1女子。
本を読むのが苦手とか言いながら、しっかり読めて喜んでいました。
塾で講演してくれた植田紘栄志さんの『像のウンチが世界を変える』。
やはりうちの塾では人気の本。
だって、直接著者の情熱とすごさに触れてしまったのだから。
こちらも『Newtonライト』
パラドックス論理編。
パラドックスは、論理学で大事な分野。
その初級編に中1で自然に触れるのもいいですね。
本を寄贈していただきました
さて。
実は、先日ある塾長先生から本を寄贈していただきました。
寄贈してくださったのは、岡山の原田塾・原田 二郎先生。
今、うちで講師をしてくれている内橋先生の恩師にあたる方です。
内橋先生を紹介してくださったことからご縁をいただきましたが、
未だリアルでお会いしたことがありません。
にも関わらず、フェイスブックで僕の投稿を見てくれて、彼に、本をたくさんことづけてくれました。
大変ありがたいことです。
本の選択から、先生が博識でいらっしゃることが分かります。
ちなみに、このうちの『ゾウの時間 ネズミの時間』に、中2の子が早速興味を持ち、塾で1時間読んだ後、借りて帰って行きました。
原田先生、ありがとうございます😊
業界の先人からの本は、生徒の知的好奇心を僕とはまた違った角度で刺激してくれたようです。
心よりお礼を申し上げます。
また日を改めて直接ご挨拶に伺わせてください。
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あ、他の方でも、「こんな本もあるよ〜」とお家で眠っている本がありましたら、塾に寄贈して戴けるとありがたいです。
Moveには小4から高3まで幅広い学年の子がいます。
きっとどんなジャンルの本でも、誰かの好奇心を刺激します。
勝手なお願いを申し上げますが、どうぞ宜しくお願いします。
↓授業後に、空き教室のストーブの前でゆったり落合陽一氏の本を読む高校生
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