ついにやってしまいました。
「小学生のうちから育みたい! 学力が高い人が必ず持っている○○○○力」
というタイトルのつけ方。
こうやって「○○」とタイトルにつけると、
読んでもらえる可能性が高まるのだとか。
よくYouTuberさんたちがやっている手法ですね。
今まで「ちょっとあざといな〜」と思って避けていたのですが、
これで本当に記事を読んでもらえるのなら、
臆面もなく、今後も事あるごとに続けていくでしょう。
いかがですか?
学力が高い人が必ず持っている力
さて、本題です。
学力が高い人が必ず持っている力。
正直そんなものはたくさんあるのですが、
ここで伝えたいのは、
試行錯誤力。
トライ & エラーに挑戦する力です。
学力が高いと言われている人は、必ずこれを持っている。
例えば、今日、小学5年生の算数で出てきたこの問題。
問:以下の立体の体積を求めよ。
一見して、解き方がたくさんあるのが思い浮かびますね。
下から一段ずつ体積を出してもいいし、
横から一段ずつ体積を出してもいいし、
1cm × 1cm × 4cmの棒が何本あるか数えてもいいし、
階段状の平面の面積を出してから、奥行きの4cmをかけてもいい。
どんな方法でもいいから、体積を求めようという問題です。
しかし、
ここで子ども達から飛び出したのは、
「先生、この方法で合っていますか?」
と、正解の解き方を確認する質問。
ごめん。
僕の言い方が悪かったのかもしれない。
確かに、
「いろいろ方法がある場合は、一番簡単な解き方を考えて解こう」
とは言った。
けれどね、
そういう事じゃないんですよ。
一番簡単な方法以外が間違っているというわけでもない。
そんなことより、
まずは自分でやってみる。
これが大事。
自分が考えた方法でやってみて、
うまくいかなかったらまた別の方法でやってみる。
それでもうまくいかなかったらまた別の方法で・・・。
こういうことができる力を「試行錯誤力」と僕は呼んでいます。
そうやって試行錯誤する中で、
一番簡単な方法を探り当てる。
自分で探り当てた方法論は、その瞬間からあなたの力になる。
また、答えにたどり着かなくてもいい。
その場合は、僕の解説で、一番簡単な方法を伝えます。
だけど、その解説に納得するためには、
あなたがまず自分で試行錯誤していないといけない。
試行錯誤を続けた経験は、
あなたの学力を一段と高いものにしてくれる。
吸収率が違います。
また次に同じようなシチュエーションに出会った時に、
その経験が活きてくる。
自分でやった経験があるから応用が効く。
あるいは、
分からない問題に出会った時に
試行錯誤して乗り越えてきた経験が、
その問題に挑戦する勇気に変わる。
全くレベルが合っていない場合は別だけど、
まずは自分であれこれやってみる。
それが何よりも大事。
ぜひ覚えておいてほしい。
というわけで、
お母様方、
間違っても、Zoomのカメラに映らないところから
お子さんにアドバイスしたらダメですよ。
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慎太郎 (火曜日, 19 5月 2020 16:09)
うちの生徒や予備校の生徒にも「試行と思考はセット」って言ってる。
試行錯誤しないで「わかりません」っね言う子が多いよね。ノートとか見ると、考えた跡が無い。
試行錯誤の仕方が分からないみたい。