積みあがる努力

Moveの小中学生には、授業の前後で「学習カルテ」を書いてもらっています。

 

「今日何に取り組むのかをはっきりさせてから学習を始める」

 

「今日何ができるようになったかを具体的書くことで復習になる」

 

「経験を言語化する習慣がつく」

 

「自己肯定感を育む」

 

目的はいろいろあるのですが、自分のやった学習が目に見える形で積みあがっていく、という部分は大きいと感じます。

特に中3生、定期的に過去のカルテを持って帰ってもらわないと、ファイルがとんでもない太さになっていきます。

 

一番太かった子は社会の教科書と同じ太さでしたね。(ファイル置き場がぎちぎちになるので、すぐ持って帰ってもらいました笑)

 

持って帰ってもらうときに、私は必ず「神棚に飾っておいてよ」「ラックか何かに投げ込んでおいてよ」と言うのですが、要は保存しておいてね、ということです。

 

学習カルテはもちろん、塾で使った使用済みノートもためていくと思います。

 

自分の努力が目に見える形で積みあがっていくのはモチベーションになります。

 

やる気というのはエンジンを入れたオートマ自動車だと思っています。

 

アクセルを踏み込まなくても、ブレーキさえ踏んでいなければじわじわと進んでいけるんですね。

 

個別演習という形で学習を習慣化し、自分の積み上げた努力を見てお守りにしながら、学習が続いていく。

 

そんなサイクルができると素敵だと思います。

 

ここまで保存していなかった人も、約1カ月後には冬期講習も控えています。

 

今日から始めても相当な枚数がたまっていくと思いますが、やってみませんか?