合宿の最大の目的
今回の合宿の最大のポイントは、8人ものゲストスピーカーを同時に呼んだこと。
もちろん学びが薄れてしまう心配はありました。
1日に一人ずつお呼びして、じっくりお話を聞かせていただくこともできました。
普段の講演会がそうでしょう。
でも、今回狙ったのは、波状的に「すごい人」たちの話を聞いて、
その圧倒的な存在感のシャワーを浴びるとどうなるか、
ということ。
そして、何よりも
その8人の共通点は何かを生徒たち一人ひとりに考えて欲しかった、
というのがあります。
誰かすごい1人だけの話を聞いても、
「それはあの人だからできたんだよ」と思いがち。
自分とは関係がないことと思ってしまうこともしばしば。
でもね、
世の中で「成功者」と言われる人たちが8人も集まり、
その共通点を見出してしまったら、
それは自分でもできると「勘違い」しませんか?
だって、それは誰か一人の特別なものではないのだから。
みんなが持っているものなら、自分だってできるはず。
そして、
それが僕が押し付けた教えではなく、
自分で見出したものであれば、
きっと長く生徒の心に残るでしょう。
その感覚で行動し続ければ、成功に近くなるでしょうし、
そうでなくても、
何かの折にふと思い出し、人生の選択に役立ててほしい。
そうなれば、今回の合宿にかかったコストは
楽勝でお釣りがくるものだと思っています。
というわけで、
合宿が始まる前に子どもたちに
「それぞれの話を聞きながら同時に共通点は何か?を探ってほしい」
と伝えました。
そして、
何人かの子が
それぞれが見抜いた彼らの共通点を
最後の「アウトプット大会」で発表してくれました。
ゲストスピーカーの共通点
共通点を発表してくれた生徒たちが使ったシートから、
それらしい部分をスクショして以下に並べてみました。
(画質が悪いのはご容赦ください)
うちの生徒たちはこんなことを共通点として見抜いたみたいです。
宮脇の見解
ここで僕の見解を述べてしまうと
それが正解みたいな雰囲気が出てしまうのですが、
生徒たちが書いてくれたことに異論を唱えるつもりありません。
むしろ「なるほど。その通りだなあ」と感心することもあります。
ただ、ここで
あえて誰も書いていないことを一つ付け加えておきますね。
僕が思うすごい人たちの共通点。
それは、
揃いも揃って楽しそう!
ということ。
みんな、継続的な努力家で行動派で、
自らの能力を高め、
その上で
人のことを考えていて、
常にチャレンジしている人たちばかりなのは、
本当にその通りなのだけど、
何よりも自分の好きなことをしている人たちだから、
本当に楽しそう。
そういう楽しさを感じる幸せな人生を、
生徒たちには歩んでほしいな。
そのためのヒントはこの合宿にたくさんあったよね。
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茂木 (金曜日, 14 8月 2020 06:20)
宮脇先生、波状的に8人の成功者を集めるのは大変な労力が必要だったと思います。他人と自分を比べ易くなった影響か、楽しそうに生きている大人は少ない気がします。子供達は、そうならないようにチャレンジして失敗して、笑い話にできるエピソードを重ねて、楽しく生きて欲しいですね。