小学校の机の大きさ
少し前に小学校にお邪魔する機会がありました。
その時に感じた疑問です。
いや、
もちろんこれまでも小学校や中学校にお邪魔したことは何回かあって、ずっと感じていた疑問なんです。
何で机の大きさが昔のまんまなんだろう?
私が小学生の頃から使っていた普通のスクールデスクがいまだに使われているのが、不思議です。
最近の小学校は、少子化の影響で1クラス30人以下のところも多い。
私が子供の頃(1980年代)のころは、1クラス35人や40人近い生徒がいたと記憶しています。
当時は教室も狭く感じました。
ですが、今は教室の後ろの方なんてガラガラなんですよね。
相撲が取れそうなくらいの空間が広がっています。
スペースがあるのはいいことです。
その分、気持ちにも余裕が生まれますからね。
でも、そうであるなら、もう少し大きい机を生徒にあげればいいのに。
小学生の子たちが
机の上にノートを広げただけで、
スペースがなくなり
筆箱の上に計算ドリルを置くのが
当たり前の光景はちょっとなあ、
と思って見ていました。
あれでは、勉強の効率が悪そうです。
Moveの机
そんなところに疑問を持つのも、Moveでは机の大きさにこだわっているからです。
(開業当初の写真)
Move開業1年目の小さな塾であった頃から、大きな机を使ってきました。
横80cm×縦60cmの机です。
おそらく塾の机としてはかなり大きい部類に入り、面積で考えれば一般的なスクールデスクの2倍以上あります。
しかも全ての机でLEDのデスクライト完備です。
なぜ、そんな大きな机を使うのか?
それは、Moveが長時間学習を前提とした塾だからです。
私は、週に1日や2日、1時間や2時間勉強しただけで、成績が劇的に上がるなんて信じていません。
本気で成績を上げたいのであれば、あるいは根本的に学力を高めたいのであればほぼ毎日2〜3時間の学習は最低ラインでしょう。
本気で長時間勉強する際にまず最初にやらなくてはいけないのが、
そのための環境を手にすること。
もう少し言うと、
「いかに楽して勉強するか」にこだわるのです。
机の大きさは、その要素の一つ。
小さな机で長時間学習するなんて、拷問に近い。
勉強そのものは楽しいにしても、その過程では時にしんどい思いをすることもあります。
だから、それ以外の部分で余計なストレスがかかる環境は作らないようにしています。
そして、そうしたあれやこれやの工夫の結果、中学生であっても1日7時間や8時間の勉強を普通にこなす感覚が身につくのです。
Moveは、そんなことを考えている塾なのです。
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茂木 (金曜日, 31 7月 2020 14:04)
宮脇先生、言われてみたらそのとおりですよね!?子どもたちの体格は昔に比べて大きくなってるのに、不思議と言うか前例に従うからそうなのか、、、