本日は、夏期講習最後のスケジュール、中学生の模擬試験の日でした。
みんな、お疲れ様でした。
例年5週間は取る夏期講習ですが、
今年は3週間しか取れず
時間としては短かった。
しかし、
日帰り合宿を行ったり、
例年にはない授業を入れたりして、
短いなりに充実したものだったように思います。
明日からは通常授業。
また気分を新たにして
楽しみながら頑張っていきましょう。
JAPAN e-Portfolio運営停止
さて。
このニュースをフォローするのを忘れていました。
大学受験生のみなさんは、
一応知っておいた方がいいですね。
「JAPAN e-Portfolio運営停止」です。
ご存知ない方のために簡単に説明すると、
「JAPAN e-Portfolio」とは
高校在学中の学びや活動の記録を
生徒自身がインターネット上に
記録するシステムのことです。
大学入試の際には、
その記録を大学に提出することで、
調査書の代わりを担い、
高校の先生の負担を軽減するとともに、
高校の外の活動も評価しやすくなる
メリットがありました。
3年ほど前から準備が行われてきて、
大学入試改革の目玉の一つだったように
思うのですが、
一度も使われることなく
ひっそりと終了したようです。
まあ、
ベネッセが運営を委託されていたことから
かなり非難轟々で、
そのベネッセが運営から外れたら外れたで、
参加する大学が一気に減ってしまったという経緯があり、
運営を停止するのは時間の問題ではありましたね。
何れにせよ、
・共通テストの記述問題の廃止
・英検などの外部民間試験導入の廃止
そして、今回の
・JAPAN e-Portfolioの廃止
あれだけ世間を騒がした大学入試改革は、
結局センター試験から共通テストへと名称が変わり、
問題傾向が変更になっただけになってしまいましたね。
(これはこれで大きなトピックですが)
残念です。
制度や運営には改善点があったと思いますが、
大学入試改革の理念については
賛同していました。
こんなにも教育が変わる必要性が説かれているのに、
なぜ制度はほとんど何も変わっていかないのでしょう?
そして、
上の三つの廃止の全てに
ベネッセが絡んでいるという不思議。
ある時から大学入試改革に関わる
あらゆることにベネッセが関わるようになり、
その全てが廃止になるという現象。
僕らの知らないところで
一体何が起きていたのでしょうか。
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