京都の先生がMoveを見学にいらっしゃった
先日、京都からある塾の先生がMoveへ見学にいらっしゃいました。
コロナの時は減っていましたが、以前は年に数回は訪問客がいらっしゃいました。
Moveがやっていることが少し特殊に見えるのでしょうか?
同業の先生がちょくちょく見学に来てくださいます。
Moveを勉強先に選んでもらえること自体は光栄ですし、
来てくださった以上は、何か「お土産」をつかんで帰っていただけたらこちらも嬉しいので、
全力でMoveの全てをお見せするようにしています。
(トップ画像は、見学にいらした先生がMove生にお話をしてくださっている様子)
文化のある塾
ただ、塾見学の先生を受け入れるメリットはMoveにもあります。
単純に励みになる、というのもそうなのですが、
他塾の先生がMoveを初めて見てどういう感想をもつか、
どういう点を特徴と感じるかは、
自分たちを改めて見直す契機となるのです。
その意味で、今回おいでくださった先生が提出してくれたレポートや言葉は大変ありがたいものでした。
(他塾見学に行った時は、訪問先の塾にレポートを送付する習慣が僕らにはあります)
その中で象徴的だったのが、
「Moveには文化がある」
という言葉。
この言葉は実に言い得て妙だと思いました。
塾として「文化がある」というのは「一つの方向性を目指してまとまった雰囲気がある」ということなのでしょう。
それがMove全体を覆っているように感じたということでしょうか。
私はよく塾内に「一体感」を求めます。
学年も違えば学校も違う。
そんな彼らが一堂に会し、互いに刺激を与えあいつつ、「楽して」勉強ができる空間を提供するのがMoveの役割です。
そして、その雰囲気を指して「文化」と言ってもらえたのででしょうか。
今回見学に来てくれた先生が、そんなMoveの雰囲気を敏感に感じ取ってくれたことを嬉しく思います。
以下は、その先生が送ってくれた「Moveメモ」の一部。
本当は、この何倍も書いてくれたのですが、色々「企業秘密」な部分もあり割愛しています。
客観的に見ると、Moveはこういう塾のようです。
ご参考までに。
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<Move見学メモ>
□全体に向けて話をする時間がある。
これも一体感や、塾の方向性を何度も伝えて浸透させるため。塾の考えを生徒に伝えることができ、生徒が迷いにくくなる。
□「ありがとうございました」「ノートもらいます」などの声出し。こういう文化。
□集団授業では、生徒の学力を引っ張る意思が感じられた。生徒に合わせない。こちらの基準まで引っ張る。中途半端な解答で妥協しない。ここでも良い緊張感。恐れすぎず甘えすぎず、良い信頼関係を感じた。内容は英語のスラッシュリーディング。訳と品詞、重要文法を一文一文徹底して確認。
※中3の授業を見学してもらいました
□教室はとても静かだった。私語がないのはもちろん、ペンを落とす音にも気を使うような緊張感のある静けさだった。
□誰かが先生を呼んだ時、筆箱を落とした時、振り向く子はほぼいなかった。集中する空気がある。
□私の話を聞くときも、みんな一生懸命聞いてくれた。様々な場面で、想定していたよりはシャイな反応だった。真面目な子が多い。
□偶数時間の始まりは、音読から。どの子も真面目に取り組む。
全員立つ。音読の効果が高いのはもちろん、これも一体感の演出に繋がっている。
【このブログを書いた人】
(写真はケーブルテレビ入試解答速報出演時のもの・筆者右側)
進学空間Move塾長 宮脇慎也
27歳まで広島大学大学院の博士課程に在籍し、塾業界に飛び込む。2013年に進学進学空間Moveを設立。個別演習×キャリア教育の二本立てで、理想の塾を追求する。妻と小学生の息子との3人暮らし。
趣味は広島発祥のマイナースポーツ・エスキーテニス
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