挨拶の理由
Moveは比較的ルールのゆるい塾だと思いますが、
それでも鉄則ともいうべき約束事が3つだけ存在します。
その中の一つが、
来た時と帰る時の挨拶をすること。
「こんにちは」でも「よろしくお願いします」でも、
「ありがとうございました」でも「さようなら」でもいいのですが、
とにかく来た時と帰る時には、必ず相手に聞こえるように挨拶をすること。
そうでない人が出てきた時には、途端に不機嫌になることがあります。
私は子どもたちにルールを課すときは必ず理由を説明するようにしているのですが、
これの理由については「僕のわがまま」だと伝えています。
単純に、塾長である私が挨拶もできない関係の人と何時間も一緒の空間にいたくないだけ。
だって、挨拶もしない人に「勉強教えてください」と言われても「嫌だ」と思っちゃうから、と伝えています。
それが仕事であっても、「嫌だ」と思っちゃうものは思っちゃうんですよ。
無茶苦茶な説明の仕方と思うかもしれませんが、仕方ありません。
それが素直な理由なのですから。
もちろん教育論的なことを振りかざして、
「挨拶をすると、お互いが気持ちよくなるでしょう?
だから挨拶をするようにしないといけないんですよ」とか、
「儒教文化の日本では、目上の人に対して挨拶を交わすのは当然のことです」とか、
理屈をつけてもいいのですが、
僕自身がそんな説明に深く納得したことがないので、そのようには伝えないのです。
「塾長である僕が挨拶をしない人と一緒にいたくないというわがままを振りかざしているだけ」と説明しています。
なんて乱暴な説明でしょう。
しかし、不思議なことに、
これに関してはそういう乱暴な説明をした時の方が、子どもたちのうなずき方が深いんですよね。
この理由がおかしいという意見も聞いたことがない。
むしろ妙に納得できると言ってもらえます。
彼らも知っているのでしょう。
挨拶をしない時の居心地の悪さを。
深い理由なんて必要ありません。
ただ、お互いに気分よく塾ライフを過ごしたいだけです。
よろしくお願いします。
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ヨコたん (水曜日, 25 1月 2023 09:28)
今までで1番、納得いくルール説明です^_^案外意味は深いと思います^_^
宮脇 (水曜日, 25 1月 2023 23:06)
ヨコたんさん、
コメントありがとうございます。
ご賛同ありがとうございます^ ^