ここ最近はブログを更新していませんでしたが、やはりなるべく書いていこうと思います。
おそらく季節講習の期間は難しいと思いますが、平常時はほぼ毎日書いていきたいですね。
改めて、どうぞよろしくお願いします。
早速のお申し込みありがとうございます
まずお知らせです。
10月17日(日)は年に1度の脳内視力簡易検査会です。
昨日お知らせした脳内視力簡易検査会は、1日で3名のお申し込みをいただきました。
お申し込みをしてくれる人が0かも知れないと思いつつお知らせしたので、嬉しいです。
しかも、お一人はおそらく僕と面識がない方。
塾生でもなくお知り合いでもありません。
そういう方に情報が届き、必要としている方が申し込んでくれたのが嬉しいです。
しんどい思いをしている人は、本当しんどいですよね。
この検査会がその辛さを取り除くきっかけになれば幸いです。
いずれにせよ、定員(15人)の5分の1が1日で埋まってしまいました。
「きっと自分に当てはまるな〜」と思う方はこちらのバナーからお気軽にお願いします。
最近の高校生の勉強事情
さて、ここからが本題。
まず、こちらの写真をご覧ください。
これは、ある高校1年生の、Moveでの学習風景です。
タブレット(実際はSurface)の画面を見ながら勉強しているのが分かりますよね。
タブレットに映っているのは、実は動画なのですが、これ、驚くことに学校の先生が作った動画なのです。
この生徒は学校の先生が教科書に沿って作ってくれた動画を見て、授業の予習をしているのです。
ちょっと驚きました。
いや、こういう仕組みの動画があること自体は何も驚きはありません。
学校教育では初めてに近いでしょうが、塾の世界では5、6年も前からあった技術の動画です。
Moveでも以前2年間ほど、この手の動画を導入して生徒に見せていたことがあります。
(その時は、いまいち効果が上がらなかったので廃止しましたが・・・)
僕自身も同じような動画を作っていました。
じゃあ、何に驚いたかって、高1生にパソコンを持たせるようになって2年目にして、公立高校の先生が予習用動画を自分で作って、生徒に予習させていることです。
そりゃあ、高校生にとっては、教科書に沿って自分の教科担当の先生が作ってくれた動画をもとに勉強した方が都合がいいに決まっています。
「教科書に沿って勉強って、そんなレベルが低い・・・」とか思ってはいけませんよ。
教科書を真に理解し続けることができれば、学力は無理なくハイレベルなところまで到達します。
「教科書を理解し続ければ東大にだって入れる」とは、ある東大出身の先生の言葉です。
Moveでも個別演習の場では生徒は教科書を何度も読み直し、教科書の問題や塾教材の問題を解いています。
それでいいのです。
塾では教科書で勉強してはいけないなんて、ナンセンスです。
むしろ教科書のマスターにこそ重点をおくべきなのです。
ところが、教科書をマスターするということは本当に難しく、普通の生徒ではなかなかできません。
それが難しいから、いかに効率よく学習内容をマスターし、最短距離で入試やテストで得点を取ることに焦点を当てて、巷に溢れるテキストやシステムが作られているのです。
(最悪な塾は、定期テストの過去問だけを生徒に繰り返させて、得点だけを取る練習をさせます)
その意味で、実際に授業を担当する学校の先生が教科書に沿った動画を作っていることは、素直にいいことだと考えます。
動画の質さえ良ければ、生徒にとってプラスの効果しか考えられません。
じゃあ、塾も作ればいいじゃん、となるのですが、著作権の壁がそれを許してくれません。
教科書に沿って動画が作り放題の学校の先生が羨ましいです。
というわけで、個別演習塾のMoveとしてはWiFiを高校生の生徒に開放して、学校の先生が作ってくれた動画でガンガンに勉強できる体制を作っています。
ただ、そうなると未来の学習の形が変わることも予測せねばならず・・・。
その点についてはまたいずれ書きますね。
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