できていいんだよ
今日はある生徒の話を聞いて、久々にこの気持ちを抱きました。
こんなもったいないことはない。
そんなものに囚われていることは本当にもったいないです。
だから、ここできちんと中高生のみんなに伝えたいのです。
それは、
勉強ができることがなんとなく後ろめたいという気持ちについて。
皆さんは、そう思ったことがあるでしょうか?
この気持ち、私はあります。
小学生から中学生にかけて経験しました。
勉強ができることを揶揄される経験。
勉強できる方がダメだと思わされる経験。
ただ勉強ができるだけなのに、
「勉強ばかりできたって何にもならない」
なんて意味が分からないことを言う人がなんと多いことか。
(サッカーとかピアノとかにも言えばいいのに、それは誰も言わないんですよね)
そうした言葉を真に受けて勉強から気持ちが離れていく経験。
いやあ、今思えば本当にバカバカしい経験でした。
あんなものを気にせず、いくらでも上を、深く広い知識の獲得を目指せばよかったと後悔しています。
だから、今なら大いに言えます。
勉強はどこまでもできていい。
知らないことを知ること。
できなかったことができるようになること。
そして、人の考えを聞き、自分の意見を述べること。
これらは単純に楽しい。
だから、堂々とどこまでも上を目指そう。
そんなに勉強しても・・・なんていう声は気にしなくていい。
きっと勉強の楽しさを知らない人でしょう。
普通に楽しいじゃん♪
大事なことなので、もう一度言いますね。
勉強は楽しい。
高校生までは勉強に夢中になって楽しんでいい時期です。
もちろん「勉強だけできればいい」とは思いませんが、それは全く別次元の話。
「勉強に没頭できる時期」があるのは特権的に幸せなことですよ。
存分に享受してくださいね。
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佐藤洋子 (土曜日, 31 12月 2022 08:04)
初めてコメントいたします^_^東大にいった友達のお母さんが言っていた話です。
保護者の間でも勉強のできるお子さんを持つお母さんは肩身が狭かったそうです。一部の保護者から「あ、あなたには関係ないから」「おたくにはわからない悩みだよね」などなど公然と言われることがあったそうです。勉強ができるかどうかの評価がウェートを占めていた時代の、ある保護者のつぶやきを、私は最近聞きましたのでシェアさせてください。
宮脇 (土曜日, 31 12月 2022 09:23)
佐藤洋子さん
コメント、ありがとうございました。
そういうことですよね。
それがお母さん同士だけでなく、子ども同士でもあるわけです。
多様性の重要性を叫ばれる昨今、勉強ができる子もそうでない子もそれぞれの状態をただフラットに受け止めるだけなのですけどね。
なかなか難しい側面があるようです。