第5回広島県全県模試が返ってきました

模擬試験が返ってきました

 

冬休み明けに実施した第5回広島県全県模試が返ってきました。

 

生徒一人ひとりを見ると、上がったり下がったりはあるのですが、平均偏差値だけご報告します。

 

 

中3 58.0(正規分布で上位21.1%)

 

中2 57.0(正規分布で上位24.2%)

 

中1 54.7(正規分布で上位34.5%)

 

 

 

Moveは小さな塾ではありますが、最も少ない学年で1学年10人はいるので多少なりとも平均に意味はあるかと。

 

 

ここ数年の傾向として、Moveでは概ね

 

中1:52〜53 → 中2:55〜56 → 中3:58〜59

 

と、学年が上がるほど平均偏差値が上がっていくことが多いのですが、今回はそれに比べると中1と中2が若干高いです。


少しだけレベルアップしたのかな?

 

生徒たちの努力が結果として出たのであれば、嬉しいですね。

 

しかし、Moveが目指しているのは、平均偏差値60を超える集団になること。

 

入塾テストで生徒の選抜をせず、前向きに頑張る集団を形成しつつ個別演習を主体とした学習形式で、この目標を達成することを目指しています。

 

だから、この結果で僕が満足することはないですよ。

 

まだまだ進化を重ねていきます。

 

 

 

 

 

 

 

各学年寸評

 

各学年ごとに寸評を加えておきましょう。

 

 

 

【中3】

この時期の中3生にとっては平均偏差値に意味があるわけではなく、個々の志望校判定の方が大事でしょう。

 

その意味では、残念ながら、全員がB判定以上(合格可能性60%)ではありませんでした。

しかし、C判定の子も偏差値にして1ないし2でB判定になるギリギリのCでしたので、全員第一志望合格のチャンスが見えてきましたよ。

 

内申が足りず、逆転合格を狙う子たちが結果を出したのも嬉しい。

ちょっと前まで、本当に大丈夫か?と心配になる子もいましたが、合格がかなり現実味を帯びてきました。

 

さあ、あと1ヶ月半。

気をぬくなよ。

君たちがやっている努力は、他の受験生に簡単に負けない。

 

自信を持って、自分の努力を信じて、最後まで本気で突っ走っていきましょう。

 

 

 

【中2】

定期テストの得点を5科目の平均で50点上げるのと、模擬試験の平均偏差値を3上げるのとどっちが難しいか?、と問われれば、ほとんどの塾の先生は後者の方が難しいと答えるでしょう。

 

定期テストの5科目合計50点アップは、ピンポイントの対策を施せば、それほど難しくありません。

学力そのものを上げなくてはいけない模擬試験の平均偏差値の方が、断然難しい。

 

ですが、この学年は今回の偏差値57で、中1の頃から考えれば、実は平均偏差値にして5近く上がりました。

 

中1の時には52くらいの普通だった子たちが、全体的に上位集団に変貌しようとしていると言えます。

すごいですよね。

 

個別演習が中心のMoveにおいて、この結果は生徒たちの努力によるところが大きい。

 

中3には、平均偏差値60を超える集団になることを期待しています。

 

 

 

【中1】

正直、この学年がこの時期に54.7を出すのは驚きです。

まだまだ51〜53をうろつくことを覚悟していました。

 

それだけまだまだ鍛える余地が大きい学年なのですが、こうやって結果が出てくるのは嬉しいこと。

 

少しずつでいい。

一歩一歩自分の学力を上げていってほしい。

 

そのためには、語彙力や計算力といった基礎能力の強化は必須になるでしょう。

 

君たちも、先輩たちのように1年後には、57や58、さらには平均偏差値60を超える集団になってほしいな。

 

 

なぜ学力を上げるのか?

 

最後に、こうやって僕が偏差値についてあれこれ考えることに違和感を覚える人もいるかもしれませんね。

 

「いいこと言っていても、結局、宮脇も学歴や偏差値信奉者か」、と。

 

 

 

 

その点について補足しておきますね。

 

 

僕は生徒には従来の価値観にとらわれず、様々な選択肢の中から自分らしく幸せに生きてほしいと願っているに過ぎません。

 

高校入試や大学入試をゴールにすることなく、もちろん就職をゴールにすることなく、社会の中で幸せに活躍してほしい。

 

マルチステージの人生設計を考えれば、就職した後も転機は訪れるでしょうし、自分の意思で自分の人生を歩んでほしいと願っています。

 

そのために10代のうちに、基礎能力としての学力を高めることは、当然必要です。

 

いや、30代や40代での選択肢を増やすためにも、むしろ学力は幅広く高めておかないといけない。

 

そして、学力を高めるために有利な環境というものはあり、その場所でないと学べないことも多々あります。

 

中学生の段階で学力の本質を見誤らせるような定期テスト重視の勉強法は全く的外れですが、生徒の学力そのものを高めることはメチャクチャ取り組みたい。

 

ただし、その目的が高校入試や大学入試の合格のみに限定されてはいけない。

 

それらはむしろ副次的な産物であり、いかに豊かに幸せな生活を送るかが主眼である、と

 

 

まだまだ十分とは思っていませんが、そうした方針で運営している塾ですので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

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宜しくお願いします。