脳内視力とは?
視覚視機能、
両眼視力、
深視力・・・
色々な呼び方を目にしますが、
「脳内視力」は医学用語ではないにせよ、これらと同様の症状を指す言葉の一つです。
岡山市と東京の銀座に店舗を構える眼鏡技師の松本康先生が名付けた名前です。
それはどういうものか、以下に説明しますね。
私たちが普段視力検査で測る視力というのは、右目、左目それぞれが映像を見る力のことです。
(眼球視力と呼ばれます)
とは言え、「見る」という行為は、実際のところ、その左右の目の情報が脳内で結びついて初めて完結します。
しかし、この左右の目の情報が脳の中で結びつかない人がいるのです。
右目からの情報を脳の中で消して、左目だけで見ていたり、
その逆をしていたり。
ちょっと驚きですよね?
右目の情報を脳が消して、左目だけで見る?
そんなことあるの?って。
驚くことに、実際に脳内ではそのようなことが行われているのです。
(検査ではそのことも可視化されます)
その原因は、右目と左目が無意識に違う場所を見ているから。
本で例えるならば、
右目は1行目を見ているのに、左目は10行目を見ているような状況です。
多少のずれはあたり前のようですが、このずれが大きいと両目の映像が結びつくのは難しくなるようです。
(詳しくは、こちらの松本先生の著書をご覧ください)
そして、そうした脳内視力に課題を持っている人は片目でものを見続けることになるため、その結果、
・本が読みにくい
・集中力が続かない
・偏頭痛がする
・目が痛くなる
・肩が凝りやすい
などの、悩みを抱えることになります。
分かる人は分かると思うのですが、これ、本当に辛いのです。
夜な夜なホットアイマスクで目を休めて、就寝している方もいらっしゃるでしょう。
その原因が、脳内視力にあるとしたらどうですか?
思いもよらなかったと驚く人が多いと思います。
ただ、ご安心ください。
この脳内視力を矯正する眼鏡は存在します。
ただし、一般のメガネ屋さんではまず作られないものです。
理由は値段が高くなるから。
単に眼球視力を矯正するだけなら安く作れますが、脳内視力を矯正するレンズとなるとやはり割高になるようです。
ですが、必要な人にとっては必要なものです。
現に私宮脇は、このメガネで救われています。
2年ぶりの脳内視力検査会
そこで、自分がそんなメガネが必要なのかどうか、簡易検査会でチェックしてください。
進学空間Moveの生徒でも、Moveとは関係ない学生さん、社会人の方、どなたでもウェルカムです。
間違ってもMoveへの入塾勧誘なんて行いません。
私の願いはそんなところにないのです。
この脳内視力で悩む方が一人でも多く楽になってほしい。
ただそれだけなのです。
以下の要領で行います。
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日程:2023年6月4日(日)
時間:16:00~17:30
場所:安佐南区民文化センター
2F 中会議室
定員:15名
料金:2,000円(当日現金でお支払いください)
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参加を希望される方は、申し込みフォームからお申し込みください。
参加費は松本先生の交通費と会場代に消える予定です
ご協力のほどよろしくお願いします。
なぜ学習塾がこんな検査会を開くのか?
それにしても、なぜ学習塾がこのような検査会を開くのでしょうか?
まず第一の理由は、
塾長の宮脇自身が脳内視力に課題を持つ人間だから、です。
私は、自分が学生だった頃、どうにも勉強に集中できない時期があり、それをさまざまな工夫と根性で乗り切った経験があります。
その甲斐あって大学や大学院には進んだものの、勉強できなかった頃の自分を後悔してきました。
自分にはやる気や根性が足りなかった、と。
自分より上の学校に行った人は自分よりも工夫と努力が優っていたのだ、と。
しかし、どうもそういう話ではなかったようです。
やる気や根性が足りなかった部分もあるかも知れませんが、
僕はそもそもに脳内視力に大きな課題を抱える人間だったということ。
その分、他の人よりハンデを背負わされていたようです。
そして、それは大人になっても続いていたわけですが、このメガネに出会って状況が劇的に改善されました。
いやあ、本当に楽になりました。
楽になったと同時に、悔しくもありました。
このメガネのことを学生のうちに知っていれば、勉強ももっとスムーズにできただろうに。
しかも、聞けば世の中の二人に一人は脳内視力に課題を抱えており、三人に一人は矯正が必要だとか。
それであれば、Moveの塾生だけでなく、多くの方がお困りであるに違いありません。
そういう方の助けになればと思い、開催するのです。
また第二の理由として、
このメガネをかけた塾生が劇的に成績を伸ばした事例を複数知っているからです。
メガネをかける前は平凡な成績(偏差値50ちょっと)だった子が、このメガネを作り2年間Moveで頑張り続けた結果、偏差値65を超え、地域トップ校の基町高校も狙える位置にたどり着いています。
また、偏差値30代だった子が同様に2年間で50台後半に到達しました。
比較テストをしているわけではないので、眼鏡がなかった場合どうだったかは分かりませんが、口々に「集中しやすくなった」と言っています。
プラス要因になったことは間違いありません。
そうした事例がMoveにはたくさんあるのです。
学習塾としては万々歳です。
このメガネが成績向上の一助となってきたわけですから、僕は自信を持って皆さんにこれをお勧めするのです。
もちろんこのメガネは補助器具でしかありません。
この脳内視力矯正メガネを作ったから、即座に物事が全て好転するというものではありません。
しかし、抱えているハンデは取り除いてあげたい。
ハンデを取り除いて、より「楽に」頑張れる環境を作ってあげたいのです。
脳内視力に課題が見つかった場合、どうしたらいいの?
最後に、今回の簡易検査で矯正が必要なほど脳内視力に課題を抱えていると分かった場合はどうしたのいいのでしょうか?
その場合はやはり「脳内視力矯正メガネ」を作ることをお勧めします。
松本先生のお店は岡山駅から徒歩3分のところに位置しています。
予約を入れた上で、松本先生のお店でしっかり検査を受けて、メガネを作ってください。
その際、気になるお値段ですが、
大人の方が作ると、フレーム代込みで8〜9万円前後かかります。
松本先生のお店で扱っているフレームは国産(福井県鯖江市)の高級フレームです。
一般のお店でも、安価でいいフレームはたくさんありますので、そちらでフレームを購入して持ち込むことも可能です。
その場合は6〜7万円前後になると思います。
ただし、松本先生のご好意で
18歳以下の子の場合、
レンズ代のみ4万円で作ることができます。
(フレームは持ち込み)
もちろんそれでも安価なものではなく、皆様にノー天気におすすめするのは憚られますが、
実際にこの脳内視力の課題に悩んでいる方にとっては、それだけの価値は優にあると感じています。
その投資が必要かどうかのチェックも含めて、ぜひ簡易検査会にお越しいただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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