「自分のペース」。
この言葉は、
プラスの意味で使われることが多いのですが、
使い方を間違えると危険です。
今日はそんな話。
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自分の今現在の実力よりも高い目標を掲げている生徒はたくさんいると思います。
偏差値49くらいで祇園北に行きたいとか、
53くらいで安古市に行きたいとか、
60くらいで基町に行きたいとか。
もちろん、もっと低い位置でも高い目標を掲げている人もいるでしょう。
とても素敵なことだと思います。
どちらかといえば、
僕はチャレンジ受験推進派です。
コロナの影響もあって
中3の人にとって、
受験学年としての一年はまだまだ前半戦。
大いに上を目指して、どんどんやってほしい。
本当に応援しています。
でもね、
その際に、
「自分のペースで頑張りたい」
というのはちょっと意味が分かりません。
いや、周りをぶっちぎるくらいの「自分のペース」であるなら問題ないでしょう。
けれど、中には、
「自分のペースでのんびりやりたい」という意味でこの言葉を使う人がいます。
よく考えてくださいね。
今の自分の実力では、目標に届かないのですよね?
偏差値にして5とか10とか上げなくてはいけないのですよね?
それは簡単なことではないですよね?
もし、その「自分のペース」が「目標にとどかないペース」だったらどうするのですか?
自分が行きたい学校がある。
現状では届かない。
どれだけやれば届くかなんていう保証は無い。
それは到達した人が振り返った時に言う話。
結局、
逆転を狙って本気で目標に到達しようと思うならば、
がむしゃらにやるしかないのですよ。
戦略とかどうとかは、そのあとです。
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茂木 卓史 (金曜日, 10 7月 2020 14:30)
流石、現場で責任を背負っている方の言葉は力がありますねー。自分の枠を外して目標に向かうのは、覚悟いるしも辛さもついてくると思いますけど、目標が叶った時の達成感は言葉にできない感動がありますよね。
それを指導する側の心労は計り知れないですね。
(^o^)