もっと道具にこだわれ
今日は「もっと道具にこだわれ」というお話をしたいと思います。
タイトルで全てを語ってしまうこの切り出し方はあまり良くないなと思いつつ、便利な書き出しでついつい使ってしまいますね。
さて。
中学生になると、ほとんどの生徒がシャープペンシルを使いだします。
便利ですからね。
鉛筆よりも勉強がはかどる気がします。
しかし、自分がどの硬さの芯を使っているのかを知らない生徒は意外に多い。
H?
HB?
B?
2B?
そもそも、なにそれ?
という状態の子です。
初めは耳を疑いました。
自分がどの硬さの芯を使っているかも意識しない子がいるのか、と。
特にシャーペンを使い出したばかりの中学1年生はそうです。
知らないだけならまだいいのですが、自分に合っていない芯を使っている子は大変です。
特に、筆圧が弱くて濃い字が書けない生徒。
こういう生徒が、一般的だからという理由でHBを使うとどんなに一生懸命書いても薄い字し書けず、整理がつきません。
知らず知らずのうちに勉強が遅れてしまうのです。
生徒によっては、親御さんが何気なく買ってくれた芯をそのまま使っているようです。
筆圧が強い・弱いは本質的には成績に関係しません。
ですが、自分の欠点を補う道具を見誤って、薄い字しか書けないようだとそれが致命傷となることがあります。
濃い字の方が勉強に有利なのは間違いありません。
Moveでも、シャーペンの芯を変えた途端成績が急上昇した子がいます。
もしお子さんが上に該当するのであれば、すぐに新しい芯を買ってあげてくださいね。
シャーペンの芯に限らず、勉強道具にこだわることは上位生、というか勉強をする人間の前提条件です。
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