昨日から八納啓創さんの講演会のご案内を始めましたが、基本的にはムーブの生徒は全員参加してほしいと願っています。
そして、親御さんも一緒に聞いてほしいと願っています。
その理由は一体何故でしょうか。
今日はその点についてお話をしたいと思います。
最近よく思うのは、中学生や高校生たちにとって勉強をするための哲学と言えるようなものが必要だと言うことです。
成績や内申点、あるいは入試のために勉強をすると言うのは、子供たちにとってあまり魅力的なことでは無いようです。
「いい成績をとらないといい学校に行けないよ」は、一面において真実ではあるのですが、だからと言って、そんな理由で勉強させられる方は苦痛でしかない。
そんなことよりも、なぜ勉強するのか、あるいはこの勉強の先に何が待っているのかそういうことをしっかりと考えることが必要なのでしょう。
私も、子供たちになぜ勉強が必要なのか、そしてこの勉強の先に何が待っているのかについていろいろな角度からお話をします。
ひょっとすると、また何を無駄なことを言っているのか?なんて思われるのかもしれません。
ですが、一見、直接成績や学力に関係のない話を子供たちの前でするようになってから、ムーブの生徒たちは勉強により積極的に取り組んでくれるようになったのです。
Moveの子どもたちの成績が偏差値60を超えるようになったのもこの頃からです。
勉強そのものを強要するよりも、その裏側の哲学や理念を伝える。
このことこそが実は最も大事なことであると感じている。
しかし、私が子供たちに伝えるそのようなお話は、やはりあくまで私個人の価値観であり、私から見て正しいと思えることです。
この人生に対する哲学とも言えるべき話は、誰かの考え方が絶対的に正しいということはなく、やはりそれぞれに十人十色、千差万別と言えるような多様性があってしかるべきと考えます。
その意味で、子供たちには自分で自分なりの哲学を見出してほしいと願っています。
そのためにも、塾や学校や親御さんから聞く決まった大人の哲学だけでなく、普段出会うことのない、それも現代社会の最前線で活躍する大人たちの話をたくさん聞いてほしいのです。
今回の登壇者である八納啓創さんは、その意味でうってつけのスピーカーです。
とは言え、その話を聞いてなるほどと納得する子もいるでしょうし、うーんちょっと違うなぁと思う子もいるかもしれません。
でもそれでいいのです。
そうしたさまざまな大人たちの考えを聞いて、自分なりの哲学を作り上げるのがその目的なのですから。
そして、そうした場には親御さんもぜひ同席していただきたい。
親子で同じ話を聞いて、同じ方向を向いて子どもたちに並走していただきたいのです。
私が理想とするのは、生徒・親御さん・塾の3者が同じ方向を向いて進んでいく共同体とも言える塾です。
もし、子どもたちがたとえば今回の八納さんの話を聞いて感じ入ったとしても、親御さんがそれを理解してくださらなければ、おそらく何にもならないでしょう。
子どもたちがこれから将来にわたって勉強していくその活力を得る場所としてご理解をいただき、どうぞご家族でご参加ください。
そして、この講演会はこの講演会に興味関心があるすべての方に無料で公開されています。
この講演会に参加したからといって、Moveの入塾をご案内するような無粋な真似はしません。
ご興味のある方は
こちらからお申し込みください。
どうごお気軽にご参加ください。
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