西野亮廣オンラインサロン
僕は2018年・2019年と2回、キングコング西野亮廣さんの講演会を広島で主催してきました。
当然、今や7万人を超えるオンラインサロンの会員であり、その毎日配信される記事には必ず目を通しています。
もちろん12月公開の「映画えんとつ町のプペル」は応援していますし、クラウドファンディングもいくつか参加させてもらっています。
で、今日は本日配信の話がものすごく納得いってしまい、それに関連して今考えていることを。
サロンの内容は原則口外禁止になっているのですが、感想はOKのようですので、感想部分だけ。
世界を広げる大切さ
今日の記事の内容は、一言で言えば「世界を広げる大切さ」。
西野さんはエンターテイメントの世界で話を展開していますが、これはどんな立場の人や職業にも当てはまるでしょう。
自分が本物の商品を提供しようと思えば、それだけのものを見に行かないといけない。
自分が最高峰のものを知っているからこそ、自分の相対的位置も知ることができるし、それに至る道筋も見える。
世界を広げるための方法は基本的に二つ。
「本を読む」か、「自分の足を使って外に出るか」。
どちらも大切ですが、今日は後者の話。
世界を広げるために足を使って外に出て行くことをやってほしい。
塾も一緒。
多くの塾さんを知って、色々な塾の形態やそのすごさを知っているからこそ、Moveが相対的に、今どういう状態なのかを知ることができる。
だから、私はなるべく全国の塾長先生が集まる研修に出かけるようにしています。
そこで、誰が何をやっているのか、情報を交換します。
新しい方法もそこで入手します。
これはすごく大切で、Moveの中だけを見ていたら「そこそこ素敵」にしか見えず、改善点にも気付きにくい。
#自画自賛 #井の中の蛙大海知らず
その場合、自分の感覚が知らず知らずのうちに狂っていたら、大変です。
だから定期的に外にでて感覚にチューニングを施すのです。
さらに言えば、人生の道もそう。
何を目指しているかにもよるかもしれませんが、たくさんの「すごい人」に会いに行くのは本当にオススメです。
自分から見て「すごいと思う人」は、自分の知らないことを知っていて、実践しているからこそ「すごい」と感じるのです。
その人たちに会いに行って、その考えに触れると「震えるような感動」を覚えることがあります。
それは自分一人で考えていては、絶対思いつかなかったような目から鱗の思考に触れることができたから。
「そうかあ〜。そう考えるのか。だから、この人は成功しているのか!」
目の前の霧が一気に晴れていくような感覚。
そういう出会いを何回繰り返してきたか。
それが大切。
僕は少なくとも10回以上はそういう出会いを繰り返してきました。
1回目は、僕を大学院に誘ってくれた恩師となる教授。
その恩師が見ている世界を僕も見てみたいと思いました。
夢は叶わなかったけど、大学院に進学すると決めた日の興奮は今でも覚えています。
それから自分の塾を開くと決めたのも、上述の、すでに成功していた塾長先生たちと出会ったからです。
今でもお付き合いをさせてもらっています。
それからも塾の世界の外に出て、たくさんの人に会いに行きました。
大体は僕の方から突然連絡して、訪ねていったパターンが多いですね。
先日の日帰り合宿にお呼びしたゲストスピーカーたちは、そうやって出会った人々。
この方々です。
しかも、この方たちはみんな初めて出会った時に「震えるような感動」を覚えたり、高揚を感じた人ばかり。
だから、自信を持って生徒たちにご紹介できたのです。
もちろん僕が十二分に人に出会ってきたとは思いませんし、まだまだ狭い世界の中にいるのだろうと思います。
上で「たくさんの人に会ってきた」とか偉そうに言いましたが、実はまだまだ全然足りていないことも自覚しています。
本当にすごい人の多くは、そうした経験をもっともっと繰り返していたりします。
だから、僕はこれからも「会いたいと思う人」には会いにいくし、その頻度を増やしたいと思っています。
40歳を超えても、まだまだ貪欲に多くの人にお会いしたい。
これから先、ご縁があって僕と出会ってくださる皆様方、どうぞよろしくお願いします。
中高生だって世界を広げればいい
さて。
僕が講演会を開いて、上のような人を生徒に紹介するのも、そうした経験を中学・高校生のうちからたくさんすればいいと思っているから。
就学段階にある子たちの世界は、学校と家と(塾と)に終始しがち。
でもね。
せっかく学んでいるその力をどう使うかも、同時に考えればいいじゃないですか。
そんなことを考えながら勉強に向き合ったほうが、勉強する楽しみも増すでしょう。
テストや入試をゴールにする勉強なんて、つまんない。
「勉強する意味が分かんない」なんて言っているのは、その子の世界が狭いから。
ちょっと視野を広げれば「勉強する意味」なんていくらでも転がっているでしょうにね。
視野を広げても勉強する意味が本当に見出せないのであれば、その時は学力を使わない世界に魅入られているのでしょうから、ぜひその世界に飛び込んでほしいとも思います。
そのために、今のうちからたくさんの人に会いに行けばいい。
僕がみんなの前に連れてくる人だけじゃなくていい。
自分で連絡を取ってどうにかして会いに行けばいいし、もしその人が僕が知っている人なら僕を頼ってくれてもいい。
もちろん相手の時間をいただくので、礼儀はきちんと尽くさないといけないのだけど、それでも断られたら「今は」ご縁がなかったと思えばいい。
え? 怖い?
そうだと思います。
僕もそうやって新しい人に会いにいくのは、怖い。
ドキドキします。
新しい世界に飛び込むのはいつも怖い。
なかなか慣れません。
でもね、先日の合宿で八納さんも言っていたじゃないですか。
「怖いと感じる方に飛び込む。怖い気持ちを感じながら、そこに飛び込むと世界が変わる」って。
一人でも実践してくれると嬉しいな。
次の土曜日は、Webライブ説明会。ご都合が合う方はぜひ聞いてくださいね。よろしくお願いします。
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茂木 (月曜日, 21 9月 2020 21:21)
宮脇先生こんばんわ、心が震える人に会う回数は意識してないと少ないかゼロに近いと思います。
私も人の事は言えませんが、本や資料やWEBで会うのと感動のレベルが違いますもんね。
今回のオンライン相談会は、Moveに興味がある人にとってハードルを下げて頂いたと思います。
素晴らしいですね