先日、東区の牛田山にある教育センターまで、来年度から使われる中学の教科書を見に行ってきました。
ここでは現物が閲覧できるのです。
来年度から中学校の教科書が大幅にグレードアップするという話は以前から耳にしていたので、待ちきれなかったのです。
そこではなかなか衝撃の展開が待っていました。
これは、中1英語のレッスン1の1。
中学に入って最初に習う英文です。
にも関わらず、
いきなりbe動詞と一般動詞が入り混じった本文が掲載されています。
小学校から教科化された英語を学習しているという理由で、中1の最初から、ある程度進んだ英文が並んでいるわけですが、
小学生の英語力はきちんと鍛えられているのかな?
そうでなければ、早急に強化しておいた方がいいでしょうね。
ちなみに、中3では
今まで高校英語の分野だった「仮定法」や「現在完了進行形」も学習します。
仮定法は「I wish 〜」だけかと思っていたら、
しっかりとIfで始まる仮定法もやるんですね。
なるほど、なるほど。
しかも、文法だけでなく、
全体的な英文の量も大幅に増えています。
中学生のみなさんは、高速で英文を読む方法を早いうちにマスターしないといけないでしょうね。
これまでの中3生に伝授していた技を、前倒しで伝える必要が出てきました。
もう1つ面白かった教科は、理科です。
教科書のあちこちにQRコードがついているのです。
実は英語でもQRコードはあり、すべての本文の音声が聞けるようになっています。
ただ、それについては驚きはありませんでした。
もうすでにそういう問題集が出回っていますからね。
しかし、理科にもついているとは知りませんでした。
理科の場合、QRコードを読み込むと、なんと解説動画が見れるのです。
紙の上では表現しづらい話が、立体的な動画で解説されます。
なるほど、これはわかりやすい。
素敵な進化です。
と、
あまり全部を語り尽くしても面白くないので、これくらいにしておきますが、
まだまだ変更点はたくさんありますよ。
総じて、全体的なレベルアップをしていることは間違いありません。
現在の中1・中2のみなさん、そして小学生のみなさん、
楽しみにしていてくださいね。
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