長時間学習のコツ
進学空間Moveは長時間学習を前提とした塾です。
でも、苦しむために学習するわけではありません。
長時間学習でも楽に勉強するためにいくつもの工夫を重ねています。
今日はその一つをご紹介。
長時間学習を可能にするためには、勉強の内容ではなく「時間で区切る」のがお勧め。
Moveでは、50分の学習+10分の休憩のサイクルを繰り返しています。
だから、8時間の学習といっても50分×8回ですね。
ポイントは「キリの良いところまで頑張る」という考えは捨てること。
これの利点は二つ。
一つは、「50分の学習+10分の休憩」のサイクルを守ることで学習にリズムが生まれること。
このリズムに乗っていくと気がつくと8時間が終わっているのです。
不規則なリズムだとなかなか集中力は持続しません。
二つ目は、「やる気の省エネができる」こと。
こちらはちょっと意外に思う人も多いでしょう。
キリの良いところまでやって休憩するというのは、聞こえが良いのですが、実は長時間学習には向かない。
なぜなら勉強を再開する時に、一々「よし! やるか!」というやる気を出さないといけないから。
そんなやる気、ぶっちゃけ毎回出していられないですよね。
1日数回はできても、何回も続きません。
ましてや2週間毎日「よし! やるか!」なんて言ってられません。
その原因は結局のところ、前の勉強の終了時にキリがいいところで終わらせたから。
その一方で、時間で区切った場合は、たとえ計算の途中であっても時間が来たら終わらないといけません。
答えが出ないまま休憩に入ります。
気持ち悪いですよね?
でも、それでいいのです。
勉強を再開する時には、その計算の途中から再開するので、自然と勉強に入れるのです。
その時にやる気はそれほど必要ないでしょう。
日をまたぐ時も前日の途中から始めればいいので、やる気の省エネができます。
これが結構大きい。
あ、勘違いしたらダメですよ。
ある程度のやる気はもちろん必要です。
けれど、毎日のように、しかも長時間学習を行うためには、「どうやればやる気を出さないでも自然と勉強に入れるか」にも気を配った方がいいというお話です。
その一つの方法が「時間で区切る」という方法でした。
ご参考までに。
コメントをお書きください